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渡仏1年 (2022.05-06) 
2016/06/26 Sun. 10:20 [edit]
前回までのあらすじ
フランスのトップリーグ、リーグ・アンに昇格したばかりのパリFCの監督に就任して初のシーズンは、残り2試合。
現在は10位で、多少の順位変動はあるかもしれないものの、CL/ELなどの国際大会への出場の望みは絶たれている。
試合の方は消化試合同然だが、公式戦が終われば来季を見据えたオフシーズンを迎えることになる。
2022年5月
消化試合同然とはいえ、残り2試合をしっかり戦わなければなるまい。

既に降格の決まっているSMカーンを相手に快勝。

一方、最終節を待たずにAJオセールの降格が決定した。
これで降格枠の3クラブが確定。

最終戦はシーズン初戦の相手でもあったトゥールーズ。
その時の対戦ではMF香川真司の移籍に驚いたが、その香川はトゥールーズの序盤の好調の原動力となるも、シーズン終盤に負傷離脱してしまいトゥールーズも失速してしまった。
そんなトゥールーズ相手に1-1のまま後半アディショナルタイムに突入して引き分けも見えたが、MFベルテロが執念の勝ち越しゴールを決めて試合終了。
MF西原もマン・オブ・ザ・マッチに選ばれる活躍を見せた。

優勝争いは最終戦までもつれたが、パリ・サンジェルマンが勝ち取った。
3年ぶりの覇権奪回となった。

最終的な順位表がこちらである。
パリFCは一ケタ順位の9位でシーズンを終えた。
上位では優勝したパリ・サンジェルマン、マルセイユ、リヨンがCL出場権を得ている。
また、ASモナコ、ジロンダン・ボルドー、スタッド・ブレストがEL出場権を得た。
下位では最終節を待たずにAJオセール、サンテティエンヌ、SMカーンの降格が決定していた。


順位賞金を得て、そしてチーム内に順位ボーナスを支払う。

リーグ・アンで9位という順位は、50年近く前に当時のトップリーグで12位になったという記録を更新する歴代最高成績だった模様。
今季、シーズン中は「中位でフラフラしてるだけ」と思っていたが、意外にすごいことをやっていたのかもしれない。

そしてお客さんもたくさん入ってくれた。
やはりトップリーグは相手クラブのサポーターの数も段違いということなのだろう。

選手の方も、MFベルテロが平均評価点でクラブ史上最高成績を記録。
ただ、ビッグクラブへの移籍という希望を持っているため、残り一年で契約延長に応じてくれない問題をどうするか。

リーグ表彰としては、得点王や最多アシスト、ベストイレブン等の主要タイトルに絡むことはできなかったが、DFママドゥ・ンジャイが最優秀アフリカ人選手賞を受賞。
この選手も契約延長に応じてくれないのだが……。
シーズンの全公式戦の結果がこちらである。

序盤は負けの方が多かったが、中盤以降は戦術面の浸透の効果があったのか持ち直すことができた。

順位の推移(左下)を見ても、中盤以降は持ち直して中位をフラフラ、というのが見て取れる。

ただ、メディアではパリFCは降格するだろうという見方が大勢を占めていただけに、中位でも大健闘という評価のようである。
続いて、カップ戦の結果である。

クープ・ドゥ・フランス(全クラブのカップ戦)は、パリ・サンジェルマンが制した。
リールとの決勝戦も完勝。
4部のASボーヴェ・オワーズがジャイキリ連発で準決勝まで残ってファンやメディアを驚かせた。
ターフィー監督もそういうことをやりたかったんだ、本当は。
ビッグクラブとの対戦による入場料収入で満足してる場合ではなかった。

クープ・ドゥ・ラ・リーグ(リーグカップ)もパリ・サンジェルマンが制し、リーグ・アンと二つのカップ戦を合わせて三冠獲得となった。
スタッド・ブレストは決勝で敗れてしまったが、リーグ戦の方で終盤に6位に浮上してEL出場権を獲得。
ここからはパリFCの選手たちの成績などを。

まずは各種データのチームトップの成績から。
最多得点のFWカマラはワントップ起用が多かったしまあ妥当か。
アシスト、評価点、MoMと得点以外の主要な部門はMFベルテロがチームトップである。
そしてカード王国のパリFCの中でもDFママドゥ・ンジャイがカード数最多となってしまった。

ファンが選ぶ最優秀選手、および最優秀若手選手はいずれもMFベルテロ。
ファンが選ぶ最優秀移籍はMF西原だった。
加入以降、普通に主力として活躍してたからなー。
ということで、ポジション別の個人成績は以下のとおりである。
<GK>

ゴールキーパーはアブドゥ・ンジャイがレギュラー定着。
とはいえ控えのベシッチも失点率としてはそう大きな差は無いように思われる。
<DF>

右サイドバックはママドゥ・ンジャイがアシスト等でも貢献して、評価点も高かった。
左サイドバックはパンダンもマヴィンガもそこそこの活躍だったが、攻撃面では右のママドゥ・ンジャイほどではなかった。
センターバックはアロエを多く起用していたが、結果的には低い評価点にとどまっているようだ。
そして総じてカード枚数が多い。
<MF>

右サイドハーフはベルテロが前述のとおり、チームの中心として大活躍。
左サイドハーフはシーズン途中までは選手層が薄くメイヤーが出ずっぱりだった。
途中加入の西原がシーズン終盤は左サイドと攻撃的MFの両方で普通に活躍してくれた。
中央は守備的MFの位置でオニアングが良い仕事をしてくれていたが、他はというとリックソンは負傷離脱が多かったし、その他は実力的にレギュラー定着には至らなかった。
<FW>

フォワード陣はカマラの方が出場数が多く、得点も多く取ってくれた。
オラニエは出場機会を訴えてきたのでチャンスを与えたら負傷、というタイミングの悪さもあった。
選手の個人成績としては以上である。

そして今季は出場機会も激減していたMFボクンジ・カが今季末での引退を表明。
ここまで数年間、チームのために頑張ってくれていた功労者である。
なお、スタッフのポストを用意しようと思ったが、ちょっと能力が低すぎたので見送った模様。
続いてはクラブ財政についてである。

スポンサー収入とか放映権料は倍増。
やはりトップリーグに在籍するということは収入面、知名度面での効果が非常に大きい。


堂々の黒字決算である。
まあ税で持っていかれることを考えれば、もう少し使ってもよかったのかもしれない。

人件費予算は30%近く増額された。
また、移籍資金に至っては4倍増となっている。

ただ結局のところ、全体の額が増額されても一人の選手に払える額はそんなに増えないので、今季チームMVPだったMFベルテロとの契約更新交渉が難航。
キープレーヤー契約でも2億5,000万円しか出せないのに5億円要求されても……。
残り一年で状況が良くなるとも思えないし……。


トレーニング施設については老朽化してきているようなので、現状維持のため更新。
クラブの収入も増えて財務状態も良好なので、このくらいの支出であれば理事会もポーンと出してくれる模様。

クラブやサポーターからの支持も年間を通して良好なものだった。
まあリーグ・アンでそこそこ戦うことができているという時点で、今のところはみんな満足してくれているようだ。
そのうち要求も高くなってくるかもしれないが。

今季の成績を踏まえ、来季は上位半分を狙って戦っていくという決意のもとにオフシーズンに入っていくことになった。
選手たちの思いも一致しているし、来季に向けて良い準備をしてきてくれることだろう。

ということで選手たちは休暇に入った。
まあ監督はスタッフらと相談して来季に向けて選手を調査・獲得したりと忙しくなるのだが。
世界情勢
2022年はワールドカップイヤー。
各国代表が挑む予選を勝ち抜き、グループステージの組み合わせはこのようになっている。



パリFCからはDFママドゥ・ンジャイ、GKアブドゥ・ンジャイの二人がセネガル代表として召集されている。
組み合わせ的には厳しそうだが国の代表としていい経験を積んで、クラブに持ち帰ってきてほしい。
続いては各国のトップリーグの結果である。

イングランド・プレミアリーグはマンUが3年ぶりの優勝となった。
チェルシーは最後の3連続ドローで逆転されて優勝を逃してしまった。

リーガ・エスパニョーラはバルセロナが8連覇。
年間わずか2敗で独走しての優勝となった。

ブンデスリーガはドルトムントが6連覇。
こちらも黄金時代を築いている。

セリエAはユベントスが2連覇。
こちらも年間わずか3敗のみで早い段階から独走態勢に入っての優勝だった。

CLはマンUが2連覇。
4強のうち3クラブをスペイン勢が占める中で、唯一のイングランドのクラブが優勝した。
そんなスペインの中で最強のはずのバルサがバイエルンに2試合合計0-7で惨敗してるが、何があったのか。

ELはビジャレアルが制覇した。
CLでもELでもフランス勢が大した結果を残せていないのは、同じリーグ・アン所属の監督としては悲しい。
といったところで今回はここまでです。
次回からはパリFCでの2年目に入っていきます。
消化試合同然とはいえ、残り2試合をしっかり戦わなければなるまい。

既に降格の決まっているSMカーンを相手に快勝。

一方、最終節を待たずにAJオセールの降格が決定した。
これで降格枠の3クラブが確定。

最終戦はシーズン初戦の相手でもあったトゥールーズ。
その時の対戦ではMF香川真司の移籍に驚いたが、その香川はトゥールーズの序盤の好調の原動力となるも、シーズン終盤に負傷離脱してしまいトゥールーズも失速してしまった。
そんなトゥールーズ相手に1-1のまま後半アディショナルタイムに突入して引き分けも見えたが、MFベルテロが執念の勝ち越しゴールを決めて試合終了。
MF西原もマン・オブ・ザ・マッチに選ばれる活躍を見せた。

優勝争いは最終戦までもつれたが、パリ・サンジェルマンが勝ち取った。
3年ぶりの覇権奪回となった。

最終的な順位表がこちらである。
パリFCは一ケタ順位の9位でシーズンを終えた。
上位では優勝したパリ・サンジェルマン、マルセイユ、リヨンがCL出場権を得ている。
また、ASモナコ、ジロンダン・ボルドー、スタッド・ブレストがEL出場権を得た。
下位では最終節を待たずにAJオセール、サンテティエンヌ、SMカーンの降格が決定していた。


順位賞金を得て、そしてチーム内に順位ボーナスを支払う。

リーグ・アンで9位という順位は、50年近く前に当時のトップリーグで12位になったという記録を更新する歴代最高成績だった模様。
今季、シーズン中は「中位でフラフラしてるだけ」と思っていたが、意外にすごいことをやっていたのかもしれない。

そしてお客さんもたくさん入ってくれた。
やはりトップリーグは相手クラブのサポーターの数も段違いということなのだろう。

選手の方も、MFベルテロが平均評価点でクラブ史上最高成績を記録。
ただ、ビッグクラブへの移籍という希望を持っているため、残り一年で契約延長に応じてくれない問題をどうするか。

リーグ表彰としては、得点王や最多アシスト、ベストイレブン等の主要タイトルに絡むことはできなかったが、DFママドゥ・ンジャイが最優秀アフリカ人選手賞を受賞。
この選手も契約延長に応じてくれないのだが……。
シーズンの全公式戦の結果がこちらである。

序盤は負けの方が多かったが、中盤以降は戦術面の浸透の効果があったのか持ち直すことができた。

順位の推移(左下)を見ても、中盤以降は持ち直して中位をフラフラ、というのが見て取れる。

ただ、メディアではパリFCは降格するだろうという見方が大勢を占めていただけに、中位でも大健闘という評価のようである。
続いて、カップ戦の結果である。

クープ・ドゥ・フランス(全クラブのカップ戦)は、パリ・サンジェルマンが制した。
リールとの決勝戦も完勝。
4部のASボーヴェ・オワーズがジャイキリ連発で準決勝まで残ってファンやメディアを驚かせた。
ターフィー監督もそういうことをやりたかったんだ、本当は。
ビッグクラブとの対戦による入場料収入で満足してる場合ではなかった。

クープ・ドゥ・ラ・リーグ(リーグカップ)もパリ・サンジェルマンが制し、リーグ・アンと二つのカップ戦を合わせて三冠獲得となった。
スタッド・ブレストは決勝で敗れてしまったが、リーグ戦の方で終盤に6位に浮上してEL出場権を獲得。
ここからはパリFCの選手たちの成績などを。

まずは各種データのチームトップの成績から。
最多得点のFWカマラはワントップ起用が多かったしまあ妥当か。
アシスト、評価点、MoMと得点以外の主要な部門はMFベルテロがチームトップである。
そしてカード王国のパリFCの中でもDFママドゥ・ンジャイがカード数最多となってしまった。

ファンが選ぶ最優秀選手、および最優秀若手選手はいずれもMFベルテロ。
ファンが選ぶ最優秀移籍はMF西原だった。
加入以降、普通に主力として活躍してたからなー。
ということで、ポジション別の個人成績は以下のとおりである。
<GK>

ゴールキーパーはアブドゥ・ンジャイがレギュラー定着。
とはいえ控えのベシッチも失点率としてはそう大きな差は無いように思われる。
<DF>

右サイドバックはママドゥ・ンジャイがアシスト等でも貢献して、評価点も高かった。
左サイドバックはパンダンもマヴィンガもそこそこの活躍だったが、攻撃面では右のママドゥ・ンジャイほどではなかった。
センターバックはアロエを多く起用していたが、結果的には低い評価点にとどまっているようだ。
そして総じてカード枚数が多い。
<MF>

右サイドハーフはベルテロが前述のとおり、チームの中心として大活躍。
左サイドハーフはシーズン途中までは選手層が薄くメイヤーが出ずっぱりだった。
途中加入の西原がシーズン終盤は左サイドと攻撃的MFの両方で普通に活躍してくれた。
中央は守備的MFの位置でオニアングが良い仕事をしてくれていたが、他はというとリックソンは負傷離脱が多かったし、その他は実力的にレギュラー定着には至らなかった。
<FW>

フォワード陣はカマラの方が出場数が多く、得点も多く取ってくれた。
オラニエは出場機会を訴えてきたのでチャンスを与えたら負傷、というタイミングの悪さもあった。
選手の個人成績としては以上である。

そして今季は出場機会も激減していたMFボクンジ・カが今季末での引退を表明。
ここまで数年間、チームのために頑張ってくれていた功労者である。
なお、スタッフのポストを用意しようと思ったが、ちょっと能力が低すぎたので見送った模様。
続いてはクラブ財政についてである。

スポンサー収入とか放映権料は倍増。
やはりトップリーグに在籍するということは収入面、知名度面での効果が非常に大きい。


堂々の黒字決算である。
まあ税で持っていかれることを考えれば、もう少し使ってもよかったのかもしれない。

人件費予算は30%近く増額された。
また、移籍資金に至っては4倍増となっている。

ただ結局のところ、全体の額が増額されても一人の選手に払える額はそんなに増えないので、今季チームMVPだったMFベルテロとの契約更新交渉が難航。
キープレーヤー契約でも2億5,000万円しか出せないのに5億円要求されても……。
残り一年で状況が良くなるとも思えないし……。


トレーニング施設については老朽化してきているようなので、現状維持のため更新。
クラブの収入も増えて財務状態も良好なので、このくらいの支出であれば理事会もポーンと出してくれる模様。

クラブやサポーターからの支持も年間を通して良好なものだった。
まあリーグ・アンでそこそこ戦うことができているという時点で、今のところはみんな満足してくれているようだ。
そのうち要求も高くなってくるかもしれないが。

今季の成績を踏まえ、来季は上位半分を狙って戦っていくという決意のもとにオフシーズンに入っていくことになった。
選手たちの思いも一致しているし、来季に向けて良い準備をしてきてくれることだろう。

ということで選手たちは休暇に入った。
まあ監督はスタッフらと相談して来季に向けて選手を調査・獲得したりと忙しくなるのだが。
世界情勢
2022年はワールドカップイヤー。
各国代表が挑む予選を勝ち抜き、グループステージの組み合わせはこのようになっている。



パリFCからはDFママドゥ・ンジャイ、GKアブドゥ・ンジャイの二人がセネガル代表として召集されている。
組み合わせ的には厳しそうだが国の代表としていい経験を積んで、クラブに持ち帰ってきてほしい。
続いては各国のトップリーグの結果である。

イングランド・プレミアリーグはマンUが3年ぶりの優勝となった。
チェルシーは最後の3連続ドローで逆転されて優勝を逃してしまった。

リーガ・エスパニョーラはバルセロナが8連覇。
年間わずか2敗で独走しての優勝となった。

ブンデスリーガはドルトムントが6連覇。
こちらも黄金時代を築いている。

セリエAはユベントスが2連覇。
こちらも年間わずか3敗のみで早い段階から独走態勢に入っての優勝だった。

CLはマンUが2連覇。
4強のうち3クラブをスペイン勢が占める中で、唯一のイングランドのクラブが優勝した。
そんなスペインの中で最強のはずのバルサがバイエルンに2試合合計0-7で惨敗してるが、何があったのか。

ELはビジャレアルが制覇した。
CLでもELでもフランス勢が大した結果を残せていないのは、同じリーグ・アン所属の監督としては悲しい。
といったところで今回はここまでです。
次回からはパリFCでの2年目に入っていきます。
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